科学的介護について

4月14日政府の未来投資会議での厚生労働大臣資料です。私はリハビリ屋ですので、科学的根拠に基づいたサービスについては、それなりに経験して努力もしてきたつもりです。医療においては、ここに書かれていることはごく当たり前のことであり、現場では毎日論文と顔を突き合わせながら必死に患者さんの回復のため、時間が使われていることは事実です。難しいのは患者さんや利用者さんとの間で、治療や介護についての目的や効果をしっかりと共有できていない部分です。計画書や評価表ひとつとっても、非常にわかりにくく、サービスを受ける側は読む気にすらならない現状です。「わかりやすいリハビリ計画」。これにはぜひ拘ってサービスを提供して参りたいと思います。目標とゴールを共有することが、リハビリテーションの第一歩ですからね。

それと、「自立支援に向けたインセンティブを検討」とされています。「介護=自立支援」、これが定義になっています。どうしても「自立支援=改善」というイメージがつきまといますが、現場においては「改善」がゴール設定として不適切なケースが多々あります。そのあたりに、どのようにインセンティブをつけるのか、今後注目していく必要がありそうです。