最新情報

認知症高齢者の自動車運転について

国立長寿医療研究センターより、「認知症高齢者の自動車運転を考える家族介護者のための支援マニュアル」が発表されています。認知症の分類である、アルツハイマー型、レビー小体型、前頭側頭型、血管性の4つの特性と、運転にまつわる事例などが丁寧に紹介されています。また、法律や免許更新の流れも紹介されております。75歳以上であれば、更新の際に認知機能検査を実施し、記憶と判断力をチェック、その結果に応じた講習を受講することになっているようです。その後更新となり、特定の交通違反があった場合、適性検査が行われ、認知症と診断されれば、免許取り消しまたは停止となるようです。

自動車を運転する意義についても、調査結果が紹介されています。7割の方は「単なる移動手段」としてですが、残り3割の方は「楽しみ・生きがい」となっています。運転中止にあたっては、拒否される場合はその理由把握と、返納後の対応を検討することが必要であるとされています。移動手段がなくなることは、生活範囲を狭め、活動機会や人と接する機会が減ることが予想されるため、注意が必要ですね。認知症対策として免許を返納したにも関わらず、こういったことが原因で認知症が進行してしまっては、なんとも皮肉なものになってしまいます。そうした方への支援サービスについても、地域密着企業として貢献していければと思います。以下がリンク先です。

 

※「認知症高齢者の自動車運転を考える家族介護者のための支援マニュアル©」 国立長寿医療研究センター 長寿政策科学研究部 http://www.ncgg.go.jp/department/dgp/index-dgp-j.htm

人工股関節全置換術例の自覚的脚長差について

当事業所には現在理学療法士はおらず、PTジャーナルも購読していませんが、気になるニュースがありましたのでご紹介致します。股関節の手術をして、足の長さが異なってしまった場合、それを補う形で厚底の靴を履いたりすることは、長年されてきたことです。今回の論文では、それが体重のかかり具合に有効かどうかを、有効であると考察したもののようです。

当事業所の利用者さんにおいても、複雑な経過の中で足の長さが異なってしまった方がおられます。昔作ったという補高シューズを探してもらい、これを再度履いて歩行してもらうようにしたところ、歩容の改善が確認できました。日常使用するものは、ほんの少し構造が違うだけでも、ご本人にとっては動作がしやすくなったりします。それを数日、数か月と積み重ねるうちに、関節への負担、筋肉の使い方、活動への意欲、などなど、どんどん広がっていきます。また、その逆も然りですね。今使っているものが、本人の活動・参加にどのように影響しているのか、将来的にはどうなのか、しっかりと評価していく必要があります。

以下がその論文ニュースです。

人工股関節全置換術例の自覚的脚長差

6月9日閣議決定された経済財政運営と改革の基本方針について

ページ31あたりから医療介護関係の内容が載っております。キーワードというか、目立つのは「インセンティブ」、「見える化」、「アウトカム」、といったあたりでしょうか。入院リハビリテーション分野においては、既に回復期病棟でこの3つが導入されています。FIMによる実績指数や目標設定等支援管理料などです。こういったものが、介護報酬にも導入されてくることは十分予測できます。これを見えるようにしろということも言われそうですが、見えるようにするには常日頃よりデータ収集・集計・分析をする必要があります。介護分野においては、確かに維持目的の方が沢山いらっしゃいますが、医療と介護のスパイラルの中で、財政上医療の期間が短くなっていることを踏まえると、介護分野にも能力改善を求められることは仕方のないことかもしれません。提供するサービスが何を目的として、その評価を何でするのか、ここはしっかりとやっていく必要がありそうです。

2017内閣骨太方針

体組成測定について

当施設では、より安全で効果的なリハビリテーションのため、業務用体組成計(タニタMC-780A)を導入しています。体重、体脂肪率、筋肉量、骨量、基礎代謝量、BMI、などが、わずか15秒ほどで計測できます。これにより、おおよその栄養状態、筋肉の左右差、肥満状態などを把握することが可能で、全身状態チェックの一部として役立てております。下記がその評価表となります。まずはご自分の体を正確に知ってもらうことが、リハビリテーションの第一歩ですので、アセスメントには特に注意を払ってサービス提供をしております。

体組成測定

畑仕事の準備が完了しました

近隣の某農業顧問にお手伝い頂いて、畑のマルチ作業が終了しました。これによって、保温・保湿・雑草抑制などの効果が得られるとのことです。準備した苗は、ナス、きゅうり、ピーマン、トマトです。来週利用者さんと一緒に植える予定です。

サービス提供単位について

何度も変更が生じてしまい、申し訳ございません。誠に勝手ながら、現在半日コースの利用者さんのみということもありまして、利用時間を半日コースのみとさせて頂きます。宜しくお願い致します。なお、午前コースにおいては原則的には昼食がつきますが、状況に応じて対応させて頂きますのでご相談下さい。

活動・参加に向けたスクリーニング評価

病院のリハビリ科に勤めていた頃に感じていたことですが、入院患者さんの高齢化と重複障害、入院歴の複雑化が、ここ最近増えてきた気がします。そうなると、評価のとっかかりとしての情報収集に、生活歴の聴取がますます重要になります。IADLのスクリーニングとして、Lawton IADLはいかがでしょうか。食事・家事・洗濯の項目は、男性の非評価項目となっていますが、最近の男性は家事をなさる方が増えていますからね。カットオフ値は、8項目中3項目以上0点があれば、退院時(3.06倍)及び退院後6か月時点(2.21倍)の死亡や施設入所など、オッズ比が有意に高くなるという報告があるようです。これを踏まえると、ICFにおける活動・参加への評価、介入の重要性がうかがえますね。当施設においても、ケアプランに応じた活動・参加へのアプローチを大事にしていきたいです。

評価表は下記をクリックお願いします。

 

Lawton IADL

介護予防分野での転倒アセスメント

病院勤務中の転倒アセスメントは、Berg Barance Scale・転倒転落アセスメントスコア(独自)・ADL自立チェックリスト(独自)を用いて行っていました。事業対象者の場合には、会津美里町高齢者あんしんセンターさんより、基本チェックリストを頂きますが、転倒スクリーニングに特化したスコアとして使えそうです。カットオフ値は10点です。興味がある方は以下をクリックしてご覧ください

転倒スコア