「むしろ」を頂きました

ご近所の方より、施設玄関周辺のすべり止めとして、「むしろ」を頂きました。その効果は抜群で、階段・スロープのすべり止めになっております。材料は「わら」で、かなり厚手です。昔はどの家庭にもあり、これを囲炉裏の周りに敷いて暖をとっていたとのことです。

積雪や路面凍結による転倒事故の発生頻度は、その半数以上が朝6時~正午までとされています(東京消防庁 安心安全トピックス)。外出を控えがちになる会津の冬ですが、閉じこもり傾向になって体力や認知機能が低下する恐れがあります。少しでも外出がおっくうにならないように、体力アップ、環境調整、動作練習など、小さなことの積み重ねが大切になります。

健康維持には、今できていることをできるだけ長く続けることが大切です。そのためには、外出への第一歩である冬の玄関周囲の環境が重要です。当事業所には、作業療法士、看護師、福祉用具専門相談員、保育士と、バラエティーにとんだ職種がおりますので、お気軽にご相談下さい。

認知症対策について

先週末は、1日に会津美里町認知症町民セミナー、3日に認知症研修会と参加をしてきました。作業療法士としては、特に生活課題への関わりを通して、認知症対策に貢献できると思われます。これまで積極的に関わってきたとは言えない認知症について、勉強を重ねていきたいです。

「腰」の健康教室を開催致しました

本日、作業療法士の佐藤貴裕氏を講師にお招きし、腰の健康教室を開催致しました。稲刈り時期のお忙しい中、10名の皆様にご来場頂きました。本当にありがとうございました。

腰痛のメカニズムから予防法まで、体操を交えながらの講義の後、個別腰チェックと徒手療法を実施させてもらいました。カフェ企画でもあるため、途中お茶会を交えながら、皆さん色々とお話をされていました。

本日の内容によれば、腰痛には精神的な要因も深く関わっており、「みんなで楽しく運動するのが一番」とのことでした。理由は、「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンが分泌され、ストレスが減って痛みが少なくなっていくためです。

詳細な内容が知りたい方は、お気軽にお問い合わせください。

0242-85-8222 リハビリセンター藤川 真部敦

メール:info@aizu-riha.com

ひざ健康教室を開催しました。

大雨にも関わらず、13名の方にお越し頂きまして、ありがとうございました。講師の原正博さん、佐藤貴裕さん、丁寧で分かりやすい講義、体操体験、個別膝チェックと、充実した内容だったと好評でした。膝の痛みや違和感が、足の指や腰からもたらされている可能性もあり、膝が抱える問題が他のどの部位からの影響からなのかについても、丁寧にチェック、アドバイスをさせてもらいました。

介護予防と言っても、ただ運動をすればよいという単純なものではありません。おひとりおひとりが抱える課題は、こうして筋肉、骨格ひとつとっても非常に多彩です。リハビリテーションの視点から、個別性の高い介護予防を展開できるよう、今後も努力して参ります。

AIによるケアプラン作成について

http://www.joint-kaigo.com/article-4/pg938.html

上記がケアマネ協会の総会で話し合われた内容のようです。

AIによるケアプラン作成については、先日の経済財政運営と改革の基本方針で閣議決定された内容に載っていました。ケアマネ協会によれば、「AIはひとつのツール。人でないとできないところを明確に。」とのことです。訪問看護(リハ)、回復期リハビリ病棟の勤務経験に加え、現在の事業所運営の状況から思うことは、「対象者の障害像が複雑化してきている」という点です。病気の既往はもちろんのこと、家族背景、生活環境、地域特性などが、複雑に絡み合って、色々な課題が生じている方が増えている気がします。これに対応するには、当然保険サービスのみでは無理ですし、保険外サービスや地域資源を活用しましょうというのが国の方針ですが、それぞれの地域によって状況が全く異なります。ケアマネジメントも、複雑な病歴をお持ちの対象者と保険サービス、地域の資源を組み合わせて、生活課題を解決していくという、非常に高いスキルを求められているようです。AIの活用にはデータベース構築が必須ですが、これも各地域ごとにしなければならなくなるとすれば、どのようにするのでしょうか。

会津美里町の藤川地区に事業所を構えておりますが、どのような地域資源として存在するのが望ましいのか、日々考えながら過ごしております。まずはイベントなども企画しながら、地域の方のお話を少しずつお聞きできればと考えております。

第1回リハビリカフェチラシ

認知症高齢者の自動車運転について

国立長寿医療研究センターより、「認知症高齢者の自動車運転を考える家族介護者のための支援マニュアル」が発表されています。認知症の分類である、アルツハイマー型、レビー小体型、前頭側頭型、血管性の4つの特性と、運転にまつわる事例などが丁寧に紹介されています。また、法律や免許更新の流れも紹介されております。75歳以上であれば、更新の際に認知機能検査を実施し、記憶と判断力をチェック、その結果に応じた講習を受講することになっているようです。その後更新となり、特定の交通違反があった場合、適性検査が行われ、認知症と診断されれば、免許取り消しまたは停止となるようです。

自動車を運転する意義についても、調査結果が紹介されています。7割の方は「単なる移動手段」としてですが、残り3割の方は「楽しみ・生きがい」となっています。運転中止にあたっては、拒否される場合はその理由把握と、返納後の対応を検討することが必要であるとされています。移動手段がなくなることは、生活範囲を狭め、活動機会や人と接する機会が減ることが予想されるため、注意が必要ですね。認知症対策として免許を返納したにも関わらず、こういったことが原因で認知症が進行してしまっては、なんとも皮肉なものになってしまいます。そうした方への支援サービスについても、地域密着企業として貢献していければと思います。以下がリンク先です。

 

※「認知症高齢者の自動車運転を考える家族介護者のための支援マニュアル©」 国立長寿医療研究センター 長寿政策科学研究部 http://www.ncgg.go.jp/department/dgp/index-dgp-j.htm

体組成測定について

当施設では、より安全で効果的なリハビリテーションのため、業務用体組成計(タニタMC-780A)を導入しています。体重、体脂肪率、筋肉量、骨量、基礎代謝量、BMI、などが、わずか15秒ほどで計測できます。これにより、おおよその栄養状態、筋肉の左右差、肥満状態などを把握することが可能で、全身状態チェックの一部として役立てております。下記がその評価表となります。まずはご自分の体を正確に知ってもらうことが、リハビリテーションの第一歩ですので、アセスメントには特に注意を払ってサービス提供をしております。

体組成測定

活動・参加に向けたスクリーニング評価

病院のリハビリ科に勤めていた頃に感じていたことですが、入院患者さんの高齢化と重複障害、入院歴の複雑化が、ここ最近増えてきた気がします。そうなると、評価のとっかかりとしての情報収集に、生活歴の聴取がますます重要になります。IADLのスクリーニングとして、Lawton IADLはいかがでしょうか。食事・家事・洗濯の項目は、男性の非評価項目となっていますが、最近の男性は家事をなさる方が増えていますからね。カットオフ値は、8項目中3項目以上0点があれば、退院時(3.06倍)及び退院後6か月時点(2.21倍)の死亡や施設入所など、オッズ比が有意に高くなるという報告があるようです。これを踏まえると、ICFにおける活動・参加への評価、介入の重要性がうかがえますね。当施設においても、ケアプランに応じた活動・参加へのアプローチを大事にしていきたいです。

評価表は下記をクリックお願いします。

 

Lawton IADL

介護予防分野での転倒アセスメント

病院勤務中の転倒アセスメントは、Berg Barance Scale・転倒転落アセスメントスコア(独自)・ADL自立チェックリスト(独自)を用いて行っていました。事業対象者の場合には、会津美里町高齢者あんしんセンターさんより、基本チェックリストを頂きますが、転倒スクリーニングに特化したスコアとして使えそうです。カットオフ値は10点です。興味がある方は以下をクリックしてご覧ください

転倒スコア

MMSEカード版

認知症の評価にも、MMSEが使われることが増えていますが、対象者の方になるべく抵抗感なく取り組んでもらえるということで、月間レクに紹介されていたものを作りました。これを裏返して検査を開始し、対象者の方はこれを1枚ずつめくりながらそれに答えていき、得点できたものとそうでないものを分けて、あとで採点するというものです。聞き取って返答する以外に、読解の情報も入るため、得点自体が信頼性を保つことができるかどうか微妙な気がしますが、より能動的に検査に取り組める可能性はあると思います。