最新情報

自立支援のインセンティブについて

7月3日に開催された厚生労働省の自治体向け介護保険政策説明会についてですが、自立支援のインセンティブについては、アウトカム指標として「要介護認定の高低をダイレクトには用いない」とされていたようです。そもそも要介護認定の結果がダイレクトに交付金に反映するのであれば、地域包括ケアシステムの理念に反しますからね。プロセス指標の中には、①地域ケア会議の開催状況、②通いの場への参加状況、③地域課題の分析状況などが、例示されているようです。リハビリ屋としても、リハビリテーションの視点からご協力できることがありそうです。現在当事業所において、総合事業における事業対象者枠での通所サービス利用の方が複数おられます。それぞれ別の地区にお住まいで、その地区のお話をお聞きすると様々です。ご自分がお住まいの地区で、活き活きと長くお過ごしになられるよう、サービス提供をして参ります。3時間枠での、リハビリテーション評価、運動及び手工芸、脳トレが中心メニューですが、やはりこれを実際の生活の場で活かすためには、訪問サービスが必要です。現状弊社では訪問サービスがありませんが、検討をして参ります。

 

http://www.joint-kaigo.com/article-4/pg948.html

ひざ健康教室を開催しました。

大雨にも関わらず、13名の方にお越し頂きまして、ありがとうございました。講師の原正博さん、佐藤貴裕さん、丁寧で分かりやすい講義、体操体験、個別膝チェックと、充実した内容だったと好評でした。膝の痛みや違和感が、足の指や腰からもたらされている可能性もあり、膝が抱える問題が他のどの部位からの影響からなのかについても、丁寧にチェック、アドバイスをさせてもらいました。

介護予防と言っても、ただ運動をすればよいという単純なものではありません。おひとりおひとりが抱える課題は、こうして筋肉、骨格ひとつとっても非常に多彩です。リハビリテーションの視点から、個別性の高い介護予防を展開できるよう、今後も努力して参ります。

AIによるケアプラン作成について

http://www.joint-kaigo.com/article-4/pg938.html

上記がケアマネ協会の総会で話し合われた内容のようです。

AIによるケアプラン作成については、先日の経済財政運営と改革の基本方針で閣議決定された内容に載っていました。ケアマネ協会によれば、「AIはひとつのツール。人でないとできないところを明確に。」とのことです。訪問看護(リハ)、回復期リハビリ病棟の勤務経験に加え、現在の事業所運営の状況から思うことは、「対象者の障害像が複雑化してきている」という点です。病気の既往はもちろんのこと、家族背景、生活環境、地域特性などが、複雑に絡み合って、色々な課題が生じている方が増えている気がします。これに対応するには、当然保険サービスのみでは無理ですし、保険外サービスや地域資源を活用しましょうというのが国の方針ですが、それぞれの地域によって状況が全く異なります。ケアマネジメントも、複雑な病歴をお持ちの対象者と保険サービス、地域の資源を組み合わせて、生活課題を解決していくという、非常に高いスキルを求められているようです。AIの活用にはデータベース構築が必須ですが、これも各地域ごとにしなければならなくなるとすれば、どのようにするのでしょうか。

会津美里町の藤川地区に事業所を構えておりますが、どのような地域資源として存在するのが望ましいのか、日々考えながら過ごしております。まずはイベントなども企画しながら、地域の方のお話を少しずつお聞きできればと考えております。

第1回リハビリカフェチラシ

本日のリハビリ畑

パッションフルーツ、ナス、トマト、豆を植えて頂きました。スイカは花が咲きました。収穫が楽しみです。

認知症高齢者の自動車運転について

国立長寿医療研究センターより、「認知症高齢者の自動車運転を考える家族介護者のための支援マニュアル」が発表されています。認知症の分類である、アルツハイマー型、レビー小体型、前頭側頭型、血管性の4つの特性と、運転にまつわる事例などが丁寧に紹介されています。また、法律や免許更新の流れも紹介されております。75歳以上であれば、更新の際に認知機能検査を実施し、記憶と判断力をチェック、その結果に応じた講習を受講することになっているようです。その後更新となり、特定の交通違反があった場合、適性検査が行われ、認知症と診断されれば、免許取り消しまたは停止となるようです。

自動車を運転する意義についても、調査結果が紹介されています。7割の方は「単なる移動手段」としてですが、残り3割の方は「楽しみ・生きがい」となっています。運転中止にあたっては、拒否される場合はその理由把握と、返納後の対応を検討することが必要であるとされています。移動手段がなくなることは、生活範囲を狭め、活動機会や人と接する機会が減ることが予想されるため、注意が必要ですね。認知症対策として免許を返納したにも関わらず、こういったことが原因で認知症が進行してしまっては、なんとも皮肉なものになってしまいます。そうした方への支援サービスについても、地域密着企業として貢献していければと思います。以下がリンク先です。

 

※「認知症高齢者の自動車運転を考える家族介護者のための支援マニュアル©」 国立長寿医療研究センター 長寿政策科学研究部 http://www.ncgg.go.jp/department/dgp/index-dgp-j.htm

本日のリハビリ畑の状態です

手前から、スイカ、トマト、豆です。利用者さんが植えてくれました。近隣農家のお話ですと、今年は稲も野菜も生育が悪いようです。

人工股関節全置換術例の自覚的脚長差について

当事業所には現在理学療法士はおらず、PTジャーナルも購読していませんが、気になるニュースがありましたのでご紹介致します。股関節の手術をして、足の長さが異なってしまった場合、それを補う形で厚底の靴を履いたりすることは、長年されてきたことです。今回の論文では、それが体重のかかり具合に有効かどうかを、有効であると考察したもののようです。

当事業所の利用者さんにおいても、複雑な経過の中で足の長さが異なってしまった方がおられます。昔作ったという補高シューズを探してもらい、これを再度履いて歩行してもらうようにしたところ、歩容の改善が確認できました。日常使用するものは、ほんの少し構造が違うだけでも、ご本人にとっては動作がしやすくなったりします。それを数日、数か月と積み重ねるうちに、関節への負担、筋肉の使い方、活動への意欲、などなど、どんどん広がっていきます。また、その逆も然りですね。今使っているものが、本人の活動・参加にどのように影響しているのか、将来的にはどうなのか、しっかりと評価していく必要があります。

以下がその論文ニュースです。

人工股関節全置換術例の自覚的脚長差

6月9日閣議決定された経済財政運営と改革の基本方針について

ページ31あたりから医療介護関係の内容が載っております。キーワードというか、目立つのは「インセンティブ」、「見える化」、「アウトカム」、といったあたりでしょうか。入院リハビリテーション分野においては、既に回復期病棟でこの3つが導入されています。FIMによる実績指数や目標設定等支援管理料などです。こういったものが、介護報酬にも導入されてくることは十分予測できます。これを見えるようにしろということも言われそうですが、見えるようにするには常日頃よりデータ収集・集計・分析をする必要があります。介護分野においては、確かに維持目的の方が沢山いらっしゃいますが、医療と介護のスパイラルの中で、財政上医療の期間が短くなっていることを踏まえると、介護分野にも能力改善を求められることは仕方のないことかもしれません。提供するサービスが何を目的として、その評価を何でするのか、ここはしっかりとやっていく必要がありそうです。

2017内閣骨太方針

体組成測定について

当施設では、より安全で効果的なリハビリテーションのため、業務用体組成計(タニタMC-780A)を導入しています。体重、体脂肪率、筋肉量、骨量、基礎代謝量、BMI、などが、わずか15秒ほどで計測できます。これにより、おおよその栄養状態、筋肉の左右差、肥満状態などを把握することが可能で、全身状態チェックの一部として役立てております。下記がその評価表となります。まずはご自分の体を正確に知ってもらうことが、リハビリテーションの第一歩ですので、アセスメントには特に注意を払ってサービス提供をしております。

体組成測定